2020年06月03日

定年ゴジラ 古き良き時代の物語

こんにちは、
ともやんです。

重松清さんの小説で『定年ゴジラ』という小説があります。
「小説現代」に連載され、1998年に単行本として出版されました。

もう20年以上前の小説です。

定年をネタにした小説としては名作だと思います。
ただ、時代がやはり現代とは大きく違っています。

重松氏も自分の父親の姿をみて、書き始めたそうですが、
1998年と言えば、僕の父が65歳でした。多分連載が始まった頃は現在の僕くらいの年齢だったと思います。

小説の主人公たちも現代とかなり違うのは、
誰も働いていないということです。

主人公たちは、定年を迎えたばかりの人から、60代後半までで、
みんな働いていません。

つまり年金だけで生活できたのです。
そこに人生の哀愁を絡めているのは
重松氏の手腕だと思いますが、もし2020年を舞台にしたなら
かなり違った設定になっていたかもしれません。

ただ、ある面羨ましいなと思うこともあります。
俗な言い方ですが、古き良き時代の小説と思います。

posted by ともやん企画 at 13:58| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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